来院時の状態(初回の状況)
病院にて数か月前に五十肩(肩関節周囲炎)と診断。
左肩の屈曲、外転、外旋、内旋の際に痛みがでて可動域制限がある。
特に結帯動作で痛みが強く出ており、痛みの場所は三角筋の前部繊維や三角筋停止部周辺、
大円筋小円筋などの肩甲骨の棘下窩周辺に感じるとの事。
来院の背景
医療機関で診断を受けたが、その後特に体に対して治療をするわけでもなく痛み止めしか使っていなかったので、
痛みが中々ひかないことから、何かしなくてはいけないのでは?と思い
鍼灸が効くという情報をネットで見かけたので受けてみようと思った。
検査・評価
自動運動、他動運動にて痛みの部位や痛みのでる動きを把握
スピードテスト(-)
ペインフルアークサイン(+)
エンプティカン・キャン・テスト(-)
ドロップアームテスト(-)
外旋ラグサイン(+)
内旋ラグサイン(+)
棘下筋テスト(+)
リフトオフテスト(+)
痛みのでる部位が三角筋前部繊維と肩甲骨棘下窩に集中していることを確認しました。
施術方針
三角筋前部繊維や大円筋小円筋周辺の痛みが出ている部位だけではなく
同部位に負担をかけている姿勢からの改善を目指し上半身を中心として
トリガーポイントを狙い、刺鍼をして筋肉の柔軟性を改善することを目的としました。
施術内容
伏臥位:頸部、肩上部、背部、肩甲骨周辺、三角筋後部繊維、腰部
仰臥位:胸部、上腕部、三角筋前部繊維、三角筋中部繊維
各部位のトリガーポイントに対して刺鍼を行いました。
施術経過
施術を重ねながら、可動域や痛みの部位を毎回確認しつつ姿勢改善を含めて施術を継続しました。
セルフケア指導
コッドマン体操をはじめとして、動かせる範囲内でのストレッチ、
姿勢改善の為にマッサージボールを使用したセルフマッサージ、
ストレッチポールを使用した背部のストレッチを指導しました。
今後の施術方針
デスクワークが多い為姿勢が悪くなることが多く肩関節周辺の筋肉が硬くなりやすい為
セルフケアを含めて筋肉を柔らかくする施術を継続予定です。
肩だけでなく、肩甲骨の動きや頸部のアライメントも含めてアプローチを継続していきます。